医療上の意思決定権限の有無により、医師を頂点とした職種別ヒエラルキーが存在

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HMI株式会社の花岡です。まず私が病院経営に関わらせていただいて思うことは、各職種それぞれが非常に真面目に職務に取り組まれているケースが多いということです。

ただ、各職種の得意分野、不得意分野等が相互に理解されていない場合、各部署で衝突がおこり、病院全体としての意思決定、合意形成が進まないという事が、
多くあります。

病院では国家資格の有無、医療上の意思決定権限の有無により、医師を頂点とした職種別ヒエラルキーが存在します。 チーム医療が必要と言われる昨今ではありますが、決してヒエラルキーがなくなった訳ではありません。

私が病院と折衝する中でみてきた事例等をもとに、今まで知った各職種の特性について記載させていただきます。
(各職種については特性として私個人が感じているイメージですので、
個別に視点が違う部分について相違がある場合もありますが、ご容赦ください。)

多職種が連携することの難しさ

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病院組織の特徴は、異なる専門性に由来

HMI株式会社の花岡と申します。株式会社HMIで病院経営コンサルタントをしております。
弊社のコンサルティングの特徴は、現場に入り込んでの組織改革にあると考えております。病院は多くの専門職が働く職場で、組織マネジメントが非常に難しい職場であると考えております。

組織マネジメントが難しい理由は、各職種の特性が大きく違うところにあります。各職種の専門知識に違いがある為、病院経営の改善という同じのゴールを持っていたとしても、考え方や判断基準が大きく異なります。
ただ各職種の特性をお互いが理解することで、組織としての合意形成はしやすくなり、自走できる組織に育つと考えております。

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